感覚を研ぎ澄ます訓練

最近、稽古見学してくださる方が多くなってきました。
大変うれしいことです。


 

基本的には稽古見学は入会希望の方が入会するかどうかの判断いただくためのものですが、それ以外にも静稽会がどんなことをやっているのかを知っていただく良い機会と考えております。

 

見学した方からいろいろな質問をいただきます。
先日、イギリス人の見学者からこんな質問をいただきました。

 

「感覚を研ぎ澄ます訓練とはどんなことをしたらよいのか?」

 

参考になるかどうかわかりませんが、私はこんなことをやってます。

 

まず、自身の手がどこにあるか?
足がどこにあるか?目がどこにあるか?
という具合に身体のあらゆる部分について感覚で認識してみます。
そして痛いか?痒いか?怠いか?一つづつ感じてみます。

 

次は内臓です。
同様に一つづつ。
全身についてやってみます。
なるべくなら1日の内で一番感覚の鋭くなっている時間帯にやるといいかもしれません。
こつは一つの部分に固執することなく、流れるように感じていきます。
 
次は場の氣を感じとります。
座って、目を閉じてやるといいです。


最初は匂い、物音、風、気温など五感で感じるものから感じ取ります。
周りで何が起きているのかを感じ取ります。


時計の音、犬の鳴き声、朝食の匂い、陽の光、葉の擦れあう音、自身の呼吸音、肌に感じる気温など。
それらを感じ取れるようになれば十分です。
 
その研ぎ澄ました感覚であらゆることを感じてみます。
それらと一体になれたら素晴らしい!
ぜひ試してください。
 
私は真剣を使った稽古が感覚を研ぎ澄ます一番のトレーニングと思っております。
日本刀から発せられる何とも言えない「氣」に導かれて稽古をしていると言っていいかもしれません。