田中泯

昔、昔、ダンサーになりたかった。
みんな大笑いします。
ダンサーと言っても舞踏ダンサーです。
土方巽が好きでした。
新撰組の土方歳三じゃあありませんよ(笑)

ダンサーでもう一人気になる人がいます。
田中泯。土方巽に私淑したダンサーです。
たそがれ清兵衛の余吾善衛門役
龍馬伝の吉田東洋役
隠し剣鬼の爪の戸田寛斎役
そして人生成り行き 天才落語家 立川談志ここにありの立川談志役

彼はそこにいるだけで周りの空気を変えます。
動きやセリフではなく、いるだけで。

圧倒的な存在感。
喋れなくなった立川談志役も見事でした。

身体から溢れる空気を変える何か。
彼は舞踏というジャンル分けを嫌っているそうですが、彼が居合をやっていたらと考えるとワクワクします。
まあ、時代劇もやってますからね。
あの存在感凄いです。

どういうことをしたらあんな存在感を出せるのか?

居合の凄みにも通じるものがあるような気がします。