しづ心

久方の 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ

有名な百人一首です。
花は桜でしょう。
しづとは?
あ~静稽会の静ですねえ。
しづ心なくは心が落ち着かないというわけです。

桜の花が散る風情は心が落ち着かない。
今年も桜が咲き、散りました。
桜は毎年ただ咲いて、毎年ただ散るだけなのに、

それを観ている自分の心が落ち着かない。

私的な解釈ですが・・・年をとればとるほどそう感じます。


明日は試斬会。
巻畳表はただ立っているだけ。
斬ろうとする自分の心が落ち着かないだけ。
しづ心で斬りたいです。