偕楽園再び

梅花満開の偕楽園に行って来ました。
昨年に訪れて以来、偕楽園の梅に魅了されてしまいました。

日本人は一般的に梅よりも桜の方が好きなようですが、個人的には梅に軍配をあげております。
烈公もやはり梅を愛したようです。
偕楽園にある好文亭は「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により梅の異名が好文木と言ったことから命名されたと言われてます。

様々な色と形、そして香り。
さらに枝幹の表面は龍の鱗のようでもあり、うねり、ねじれた枝ぶりを見ていると、まるで舞踏を舞っているようです。

そんな偕楽園の中で異彩を放つ梅があります。
「月影」です。
小枝や蕚が緑色なことから花びらも青白くみえます。端正で気品のある梅です。寒い日などに見ると清冽ささえ感じるほどです。
こんな梅もあるのかと。
この「月影」は水戸の六名木の一つになってます。

月曜日から寒さが戻ってくるようです。

偕楽園の梅はまだまだ見られると思います。