試斬会の意味

7月16日は月一回行われる静稽会の試斬会の日でした。
試斬会は屋根はあるものの、半分野外のような場所で実施するため、夏は大変な暑さです。特に16日は猛暑日でした。
場所を提供してくれる会員のSさんのご好意で工事用?の扇風機を3台も用意してくださり、暑い中でも快適に試斬会が出来ました。

 

毎回試斬会をやって思うことですが、試斬会では自分の一番悪いところが出ます。実際に斬ってみると稽古で身体に覚えさせた動きとこれまでの日常で身体に染み込んできた動きが交錯します。

 

試斬と言えども稽古の通りに身体を動かせば良いのですがなかなかそうはいきません。元々身体に染み込んだ普段の動きが顔を出します。
さらにそのせめぎ合いの中で対象物を斬るという方向に神経が集中すると、稽古の動きの半分くらいはどこかに行ってしまいます。

 

静稽会の方々は試斬会で普段の稽古通りに斬ることの難しさを痛感しているはずです。
試斬会はただ単に斬ることだけを目的にしているわけではありません。

静稽会は剣術、居合、試斬を三つの柱にしています。それぞれが互いに影響しあって向かう方向に求めるものがあると思っています。

普段の稽古にも活かせる試斬会でなければ意味がありません。