ブラック校則

最近、ブラック校則なる言葉があるそうです。
ブラック企業は聞いたことがありますが、ブラック校則とは?

 

・髪の毛の色が茶色だとわざわざ黒に染めければならない
(地毛申請書なるものもあるようです)
・下着の色を指定している
・男子と女子は登下校では別々の駅を使用しなければならないなどなど

 

私が通っていた高校は校則が緩くて制服、頭髪にも特段の規則はなかったため一年生の時はみんな中学の制服から解放された勢いで、多少派手な格好をしてくる生徒はいましたが、二年生になるといわゆる「カッコつけてる」ヤツは一年生でカッコ悪いと言う雰囲気が出て来て、服装はだんだんと落ち着いてきました。
私などは面倒なので制服で行くことも多かったと記憶しています。この選択をする生徒は意外に多くて、卒業アルバムに制服で写っている人も結構おりました。

 

そもそも校則なんてものは理不尽なものだと思います。武士の時代には現代から見ればもっと「理不尽」なことがまかり通っていたわけで、人権、パワハラ、セクハラなどという言葉などなかった時代な訳ですから。
しかし、理不尽な時代だからこそ人の心の機微が際立って、時代劇が成り立つとも言えるのではないかと思ったりします。

 

若い時代に理不尽に制限された中でそのキワを舐めながら、楽しむ気持ちの余裕があると「校則」もまた別の見え方もするような気がします。

ラブストリーが盛り上がるのも理不尽な「校則」のお陰かもしれません。

「校則」とは違いますが、スマホがない時代の方が圧倒的に人生の物語は面白くなります。

 

勿論、程度問題ですが^_^;