厚底スニーカー

厚底スニーカーが流行っているそうです。
昨年あたりから若い人たちに少しずつ流行り始めている厚底スニーカー。ダッドスニーカーとも言うらしく、ダッサいお父さんが履いている底が厚いぼってりしたスニーカーということなんだそうです(^-^;

 

流行というのは不思議なものです。
巡り巡ってまた来たよということでしょうか?
会員のHさん曰く

「流行を追ってもキリがない。トラディショナルなものが一番!」
いろんな意味で私もその通りだと思っています。

 

さて私は今年初めから長いこと右膝の調子が良くありませんでした。その前に右ふくらはぎに軽い肉離れを起こしていたことから、その影響だろうと自己診断しておりました。

ところが最近になって少し思い当たることがありました。それは膝の痛みが出始めた少し前に新しいスニーカーを買ったのです。
そのスニーカーは厚底ではありませんよ^_^
でも靴底にかなりのクッションが効いたスニーカーでしたので、歩くのがラクになって喜んで履いていました。
どうもそれが膝痛の原因なのではないか?と思い始めました。

 

人は長い経験から身体が培った感覚というものがあります。この感覚を狂わすモノを身につけた時に身体は違和感を感じるはずです。「クッションスニーカー」の「違和感」は当初は心地よいものと感じましたが、実はこれがいけなかったのではないかと思ったわけです。

 

私の身体に染み込んだ歩くという感覚は「クッションスニーカー」を履いていた期間とは比べものにならないほど長いものです。身体は心地よいと感じる反面、その心地良さに戸惑い、これまでの歩き方を身体が微妙に変えたのではないか?

それが膝に負担をかけたのではないか?

またいつもそのスニーカーを履いて出かける訳ではありません。普段の履物で「クッションスニーカー」の感覚で歩くとどうなるか?


和式トイレ、雑巾がけ、ちゃぶ台などは洋式トイレ、モップ、テーブルに変わりつつあります。やっぱり楽ですよねえ。でももしかしたらこれは必ずしも良いことではないかもしれません。

 

文明の利器が必ずしも身体に良いとは・・・限りません。