麒麟がくる

今年の大河ドラマは「麒麟がくる」ですが、大人の事情で1月19日から初回が放映されます。


ご存知の通り、今年は本能寺の変を起こした明智光秀が主役です。

これまで明智光秀は「明智の三日天下」などと言われるように歴史上あまり良く描かれていませんでしたが、今回は少し違うようです。


よく歴史は権力者が作るなどと言われます。ですから本当の明智光秀の姿は違ったものだったのかも知れません。

 

確かに明智光秀は織田信長軍団の中では主力部隊長だったはずであり、和歌や茶湯を良くする文化人で、領主としても善政を敷いたとも言われています。本当は大変優しくかつ有能な人だったのかも知れません。
最近では医者だったのではないかという資料も出てきたようですが、ここでは割愛します。

 

しかしそんな明智光秀が何故、本能寺の変を起こしたのでしょうか?
まあ諸説あって本当のところはわかりませんが、現代でも似たようなことが組織の中で起こります。

 

当人は「国家的陰謀だ!クーデターだ!」などと言ってますが、日産のゴーンの例も同じです。

やはり人心を失ったリーダーの下からはその人に最も近い人から去っていきます。それは強欲や卑しさは近くの人が一番目にする機会が多いからだと思います。

 

欲を持った人間のやることですから完璧は難しいですが、せめて「節制」出来るよう努めたいものです。


「麒麟がくる」では衣装デザイナー黒澤和子氏が演出する衣装に注目しています(ちなみに黒澤和子氏は黒澤明監督の長女です)