吉田拓郎と加川良

最近、吉田拓郎を聴いてます。


古っ!と言われるかも知れません。
若い方は誰それ?となるでしょうね。


彼は私が小中学生の頃に流行ったいわゆるシンガーソングライターです。

彼が活躍する少し前の時代は反体制、反戦がフォークソングの本流という時代でした。初期のジョイントコンサートなどでは硬派のフォークソングファンから吉田拓郎への帰れコールもあったと聞いてます。確かに彼の歌詞を聴くと主に日々の生活で感じたことや個人的な心情を歌っています。

 

全学連全盛の時代が終わって、当時の中高生たちはこぞって吉田拓郎を真似してました。

でもひねくれ者の私は当時、吉田拓郎が大嫌いでした。なんであんなのがいいのか?


そんな私が今、吉田拓郎です。

いつも時代に周回遅れの私です(笑)

 

いやでも先に進んでいく時代をためらいつつも受け入れている自分と前の時代を懐かしむ自分との狭間で揺れ動く歌詞が今、心に響きます。

特に「おやじの唄」なんか泣けますね〜

 

そんな中、女優の杏さんが懐かしい歌をSNSにアップしてました。
加川良の「教訓I」です。コロナを想定してアップしたのだと思いますが、この歌も味があります。

 

いのぉ〜ちはぁ〜ひとぉ〜つぅ、じんせいわぁいっかい〜だから〜♪

 

スローテンポでじっくりとこぶしを回すように歌うこの歌は当時も好きでした。

吉田拓郎はこの加川良が作詞した曲を作ってます。「加川良への手紙」です。


クリントイーストウッドやホワイトジーンズなど若者の日々の暮らしを歌っていて、上京した人の心情が当時の私に重なります。

 

とりとめのない内容ですみません。