「明鏡止水〜武のKAMIWAZA〜」

またNHKで面白い番組をやってました。

NHKも良い意味でも悪い意味でも随分と変わっているような気がします。

 

「レギュラー番組への道」

 

全国のテレビ番組制作者たちが「レギュラー番組化」を目指して腕を競う、チョットとんがった開発番組枠なんだそうです。もちろん深夜枠です。

 

「明鏡止水〜武のKAMIWAZA〜」

 

一の巻で香取神道流を、二の巻で武神館を放映してました。

 

この武術シリーズはこの二つで終わりのようです。残念!

 

MCは岡田准一氏とケンドーコバヤシ氏です。さらにはジャンポケの太田博久氏(お笑い芸人、昨年行われた「全日本マスターズレスリング選手権大会」58キロ級で優勝しているアスリートでもあります)も参加してます。その他、有名な武術家の方々も。

 

 

無刀捕り、見切り、間合い、重心の崩し方など興味の湧く言葉が飛び交います。30分では時間が短い!

 

番組の中では興味ある実験?が行われてました。中でも印象に残ったのは武術研究家の日野晃氏の実験でした。背後から抱きつかれた時の脱出です。腕もかなりの力で抑えられているのにスルリと抜けました。


抱きついた側のジャンポケの太田氏が実験後にこんな事を言います。

 

 

「固まっていた砂がサラサラと流れるように下に落ちた」

 

 

業とは受ける側にとってはこんな感覚なんでしょうね。第三者から見ている感じとはだいぶ違うようです。