WBCに思う

WBCは中国、韓国と勝利して昨日はチェコ戦でした。

 

野球ど素人の私は前評判からすればさぞかし楽勝だろうと思ってました。

(チェコの皆さんごめんなさい!)

 

ところが対戦が始まって2回くらいまでは日本側が意外と苦しんでいました。

投手の球速に格段の差があるのになぜあんなに打てないのだろう?

野球ど素人の私には不思議でした。

単純に速い球よりも遅い球の方が打ちやすいはずだと思ってましたから。

 

しかし日本の打者はタイミングが合わずに苦労します。

解説者が日本の選手は140kmくらいが一番打ちやすい球速だと解説してました。

そんなものなのかあ・・・

確かに3回あたりから慣れた?せいか、段々と日本の選手も打てる様になってきました。

 

ただこれは野球というゲームの世界ですから、2回目以降があるので「修正」すれば打てる様になりますが、本来命のやり取りをする武術では2回目はありません。

1回目で死んでしまったり、致命傷を負ってしまえばもう「修正」の余地はありませんから。

 

武術でもチェコ戦の様なことはあるのだろうか?

そんなことを考えながら観てました。

 

メチャクチャに剣を振り回してくる素人は意外に強いとある有名な武術家の方が書いていたと記憶しています。

それは武術を習った人は「セオリー」に支配されてしまうからだと。

確かに稽古をしていると思いもかけない捌き方をする初心者もいたりして一瞬戸惑ったりすることがあります。


さらには武術における「はやさ」を考えさせられるなかなか興味深いチェコ戦でした。

 

結果は日本の大勝利となりました。

おめでとうございます!