前のインフルエンザでは決して大袈裟ではなく死にかけました。病院に行くタイミングが遅れてとんでもなく酷い状態になってしまいました。インフルエンザをなめてはいけません。
そんな私が久しぶりにインフルエンザに罹りました。
そしてコロナ禍以降の「発熱外来」が簡単でないことも知りました。
鼻の奥に長い綿棒のようなものを突っ込まれ、痛みに耐えた結果、コロナは陰性、インフルエンザはA型と判明。
処方された薬が多いことにも驚きました。
「インフルエンザ症状を軽減する薬」
「痛みや熱を抑える薬」
「咳を鎮める薬」
「痰の切れをよくする薬」
「アレルギーを抑える薬」
「気管支の収縮を抑える薬」
なんと6種類。
「これ、本当に全部一緒に飲んで大丈夫なんですか?」
薬剤師は「大丈夫です」と私の方を見向きもせずに答えてました。
怪しい・・・(笑)
昔はこんなに多くの薬が処方されたことはなかったような気もします。それに私はなにも申告してないのにアレルギーの薬が出されてる・・・先回りの処方?
ささやかな抵抗でそれぞれの薬を少し時間をずらして飲むことにしました。効果があるかどうかはわかりません。
加齢とともに症状の辛さはより大きく、回復に要する日数はより長くなります。好むと好まざるとに関わらず生きることは闘うことだと実感させられました。
それでも病との向き合い方にはいろいろあって、時には斬り込み、時には受け流し、時には引き込み、浦波に漂う浮舟のように闘う術や呼吸は「稽古」してきたつもりです。
順調に快方に向かっております。
咳のおかげでしっかりと腹筋も鍛えられました(笑)
休んだ足腰は稽古で再鍛錬します!