翡縁会の多々良先生からお声かけいただき、毎年実施しているという「翡縁会 2024年 年末発表会」に参加させていただきました。
年末発表会は翡縁会の根源的な稽古から演武へとその生成過程を見ている様で大変勉強になりました。
またみなさんがどこに向かって日々稽古しているのかがハッキリと見えたような気がします。
翡縁会のみなさんの演武は静稽会稽古総見でも拝見しておりましたのでそのレベルの高さは当然のこととして、二部でご披露いただいたさまざまな「演武」にも感銘を受けました。
さすが!翡縁会さんは懐が深い!
二部では空手や中国武術、十手術などを演武される方もいました。
さらには武術だけでなく、並行してさまざまなフィールドで感性を磨いている人たちがいました。
いつも厳かな音色の龍笛は私の演武前の心を落ち着かせてくれました。
フォークギターとクリスタルボイスは心に沁みました。
いつものアメカジスタイルと三味線じゃんがら節のギャップには驚かされました。
みなさん武術のレベルが高いのは当たり前でその先のもっと広いフィールドを自由に走っていました。
そしてそれはしっかり武術にもフィードバックされてます。
発表会後の懇親会の場でもお話ししましたが、静稽会の薩摩の剣の使い手はこんなことを言っていました。
「薩摩では剣術だけ出来ても天吹(笛)と薩摩琵琶が出来なければ一人前とは認められない」
くしくも龍笛、フォークギター、三味線という楽器を演奏しているお三方にその姿が重なりました。
もう一つ驚いたのは「翡縁会 年末発表会 2024年」ロゴ入りのブラックサンダー(お菓子)が配られたこと。こうしたイベントに対する企画力に会の底力を感じました。
さすが小太刀のマスコさんグッドジョブ!です。
ゲストの方々の演武にも目を見張るものがありました。 新しいことに触れるのは喜びです。
また久しぶりにお会いした方やケガをされたと聞いて心配していた方にもお会い出来ました。
こんな楽しい、貴重な時間を提供してくれた多々良先生には心から感謝申し上げます。
これでさらに楽しい稽古が出来ます。
ありがとうございました!
<翡縁会HP>