寛容が肝要

NHK大河ドラマ「べらぼう」は老中松平正信(白河藩主)の「寛政の改革」の真っ只中です。

 

財政再建、農村復興、風紀粛清、秩序回復・・・どれも正しいことばかり。

でもうまくいかない・・・

 

「白河の清きに魚も棲みかねてもとの濁りの田沼恋しき」

 

田沼意次政策の反動でどんどん変な方向に進んでいきます。

だいたい世の中、やり過ぎるとロクなことがありません。

 

現代で言えばダイバーシティ、ハラスメント、ダイパ、効率化、配慮・・・どれも正しくて大切。

でもこちらも「もううんざり」「やり過ぎ」と言った声も聞こえてきたりもします。

 

そんな縮図が子どもたちの「運動会」だったりします。

 

「最近の運動会は何をやっているのかよくわからない」

「なんだかつまらない」

 

そんな声を聞きます。

見ている方だけでなく、やっている子どもたちも同じ感想を抱くようです。

 

確かにみんなが安心できる運動会かもしれません。

でも安心感はあるけどワクワク、ドキドキは少ない・・・

 

昔から「自由」と「平等」は矛盾した概念でこれを並び立たせることは難しいと言われています。

それでも「共存」の可能性があるとすればそのクッションの役割は「寛容」に期待するしかありません。

 

私は「寛容」は「力を抜く」ことだと思っています。

お互いに声高に叫ぶのではなく、まずは力を抜いてゆったりすること。

 

「まあ一緒にお茶でも飲みましょうよ」

 

松平正信も「寛政の改革」ではなく「寛容の改革」でいったら良かったかも(笑)

 

お互いに「多少のことは許してね〜」

 

私はそんな世の中の方が楽しいと思いますけどね〜

 

また武術でも力を抜いた方が技が決まるのというのが常であります。

何事も力を抜いていきたいものです。