ひふみんこと棋士の加藤一ニ三 九段が亡くなられたそうです。
神武以来の天才と呼ばれ、最高齢現役、最高齢勝利など様々な記録を持っていた将棋界の巨人でもありました。
気難しいイメージの棋士とは違って実に愛すべき人でした。
また彼はカソリック信者としてローマ教皇ヨハネ・パウロ2世から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受賞しています。
「棋士」でもあり「騎士」でもあったひふみんです。
相手側に回って将棋盤を覗き込んだという有名な「ひふみんアイ」ですが、剣術形で仕太刀から打太刀、打太刀から仕太刀に変わった時の「気づき」を私の中では密かに「ひふみんアイ」と呼んでおりました。
ひふみんは勝率が高い棋理があっても自分の棋理にこだわった戦い方を続けることが多かったそうです。
ひふみんから見えていた景色は普通の棋士とは違っていたのかもしれません。
「勝ちにこだわっているようではまだ未熟だ」
どこまでも将棋が好きだったひふみんの言葉に共感します。
ご冥福をお祈りします。
