塚原卜伝の逸話を例に危機管理について 2020年4月9日付け静稽録で「本当に残念な話」を書きました。
実は最近、立て続けにこんなことがありました。
静稽会のある稽古場では壁や仕切りの無い二つの剣道試合場の片方を借りて稽古をしています。
数か月前のある日、学生剣道の会が奥の試合場で稽古をしていました。私たちが手前で稽古をしていると、遅れてきた数人が私たちの稽古場(白線の内側)を横切ってゾロゾロと奥に歩いて行きました。
危ないので注意したところ何が悪いのか?というような反応でした。
今日、その同じ稽古場で私たちが稽古している最中に横切る人がいたので注意したところ同じような反応でした。
今回の人は中国拳法を稽古している人のようでしたが、受け応えから日本人の方とお見受けしました。
もし私が同じような状況だったら、少なくとも剣道試合場に引かれている白線の内側には入りません。
白線の外側を歩いて奥に向かいます。休憩中で白線の内側で稽古している人がいなかったとしても礼儀としてそうすると思います。
ましてや木刀や刀を振り回している人がいる中を横切って行くというような危険なことはしません。ケガをする側もケガをさせた側も不幸な結果になりますから。
剣道の方々も中国拳法の方も武道、武術を学んでいるはずですが、一体なにを学んでいるのか?と疑問に思ってしまいました。
さらに後者の方は「自分はこの場所のルールを知らないから」と言い訳をしていましたが、はたしてそれはルールの問題なのでしょうか?
ルールの問題ではなくて稽古している人への思いやりと状況判断と危機管理の問題ではないかと残念に思った出来事でした。
<2020年4月9日静稽録>
