先日(2026年5月10日)初めて翡縁会様をお招きして合同の試斬会を実施しました。
翡縁会様は静稽会の「稽古総見」にも毎年ゲスト参加してくださる友好団体です。
実は翡縁会様のHPを見ていて静稽会とは試斬時の斬り方が違うことに気がつきました。そこで翡縁会多々良先生にお声掛けさせていただいて合同試斬会の運びとなりました。
今回、翡縁会様からは多々良先生を含めて4名の方が参加してくださいました。
これまで「稽古総見」などでお互いの居合、剣術などは見ておりましたが試斬は初めてです。
翡縁会の皆さんは見事な斬りでした。さらに試斬会終了後に多々良先生からいろいろとレクチャーしていただき大変参考になりました。
稽古経験が長く、技術や理論も先輩である翡縁会様には学ぶところが多く、今回の試斬においても大いに学ばせていただきました。
試斬は結果が明らかです。だからこそ斬れた時よりも斬れなかった時を徹底的に分析します。
斬った時に普段の稽古とは違う動きはなかったか?
なぜ違う動きになったのか?
畳表巻の斬り口の形状はどうだったか?
なぜその斬り口になったのか?
刀のどの部分で斬っているか?
(刀を見れば斬った部分がわかります)
なぜその部分で斬ることになったのか?
など
試斬会は撮影して後日、映像で動きを再確認します。
大切なのはどこが普段の稽古の動きと違ったのか?なぜそうなったのか?
これを徹底的に追求します。
普段の稽古と試斬が乖離してしまっては意味がありません。目指すのは普段の稽古通りに斬ること。
そして斬ることが目的にならないこと。
なぜ斬るのか?
どこを斬るのか?
どうやって斬るのか?
畳表巻を斬ることが目的になってしまうと試斬稽古の意味がありません。全ては形の中にある斬りを実現させるための試斬会です。
多々良先生をはじめご参加くださった翡縁会の皆様にはこの場を借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
