先日、アパートの管理人さんが足を引き摺って歩いていたので
「どうしたんですか?」
と聞くと
履いているだけで鍛えられるという「体幹トレーニングサンダル」なるものを買って履いていたところ階段で転倒してケガをしたんだそうです。
やや不安定な厚底だったのでしょう。ワザとバランスを不安定にして体幹を鍛える感じのものだったようです。
管理人さん曰く
「買ったばかりだったけど、即捨てました!」とのこと。
「それは大変でしたね〜」
体を動かす時にはインナーマッスルがほんの少し先に反応して関節を固定し軸がブレないようにしてからアウターマッスルが働きます。
先にインナーマッスルがちゃんと働かないと関節が固定されないまま動き始めるのでケガをするリスクが高まります。
またアウターマッスルと違ってインナーマッスルはなかなか簡単には鍛えられません。
インナーマッスルがほとんど鍛えられていない体の状態で、いきなり「体幹トレーニングサンダル」で階段を登り降りしたりすれば転倒してケガをするリスクは上がります。
体幹を鍛えるためにやったことが原因でケガしてしまったら元も子もありません。
デスクワークが主体の方や体力の落ち込みを自覚する40代以降はどうしても体の先々が不安になってきます。
そこでみなさん「体を鍛えなければ!」とにわかに思い立つわけです。それ自体は大変良いことだと思いますが、問題はその先です。安易な方法を選んだり、効果を急ぎ過ぎたりするとそこには思わぬ落とし穴が待っている場合があります。
やっぱり直ぐに効果が現れる楽な道はなさそうです。
そう言えば昔、古武術界隈では一本歯の高下駄が流行りました。最近、あまり見かけませんが、あの下駄は今どうしているのでしょうか?
一本歯の高下駄でケガをした人はいなかったのでしょうか?
まあケガをしたとしてもちょっと恥ずかしくて言えなかったかもしれませんね(笑)
まあ若いころスポ根マンガに感化されて、四六時中鉄下駄を履きまくった結果、足の皮がむけてヒーヒー言ってた私が人のことを偉そうには言えません。失礼しました!
